今月の推薦図書

にんげんだもの

今月のおすすめ本は相田みつを 著『にんげんだもの』(文化出版局)です。過去に推薦があったため、読まれた生徒も多いかと思いますが、改めて相田さんの御本をお薦めします。著者は大正13年生まれですから、黎明高校の創立年(大正12年)とほぼ一緒です。この本は私が二十代の若き頃、まだまだものすごく元気で張り切っていた時代(いまでも皆さんとともに張り切っているつもりですが...)に出会った一冊です。中でも「一生勉強 一生青春」という言葉はその独特な書体とともに強く心に残っており、ぜひ一読(一見)をお薦めします。人はなぜ勉強するのでしょうか。それは生きるためです。三年生の皆さんはあと少しで卒業ですね。学校で大事なのは在校生の頑張りと卒業生の活躍です。進路活動をあきらめない受験生のラストランに期待しています。

出版社文化出版局