今月の推薦図書

真夏の方程式

今月の図書部のおすすめ本は、『真夏の方程式』東野 圭吾著(文芸春秋)です。この本は、2013年6月に福山雅治主演で映画化された「真夏の方程式」の原作本です。テレビでも放送されたことのある作品なので、映像で見たことがある人多いのではないかと思います。夏のある日、仕事で玻璃ヶ浦を訪れた主人公である帝都大学物理学准教授の湯川はある宿に宿泊します。その宿のもう一人の宿泊客が翌朝死体で発見され、その客は元刑事で玻璃ヶ浦と縁のある人物でした。これは、事故でしょうか、それとも事件なのでしょうか。湯川が捜査していくなかで。気づいてしまった真相に心を打たれると思います。この作品は、推理小説をあまり読んだことのない人でも読みやすい作品だと思います。ドラマ・映画の「ガリレオ」は見たことあるけれど、原作本を読んだことないという人は是非読んでみてはいかがでしょうか。

推薦者 図書部 荻野 滉一郎 先生

出版社文芸春秋