理事長コラム

安全と平和を祈る日 理事長・校長挨拶

人間はなぜ勉強するのか?それは生きるためです。生きることにすべての人間は、明るく楽しく生き生きとしてエンジョイしたいと願います。人間の死はいつかはやってきます。
それは戦争を含む事故死、病死を含む自然死、そして自死の三つに分けられます。

そして他人を傷つけ、自分を傷つけることは最もしてはならない人間の行動です。今日は命、即ち生きることをテーマとした黎明高校の全校集会です。本日は黎明高校の関係者、それは先の大戦によって戦病死された卒業生116名、交通事故によって命を散らした現役生徒数名、病気によってなくなられた教職員、そして自然災害の中で命を奪われた、特に東日本大震災による死者行方不明者役2万人の方々を偲んで生命の尊厳、平和への誓いを新たにする一日です。師弟同行の本校教育テーマのもと、颯爽とした姿勢で行事を行なうことを期待します。

なお学校創立者西村繁先生は戦病没された卒業生に対し、本当はご自宅に弔問されるところを抑えられ、それぞれのお墓に常に向かわれたと側聞いたします。 最後に八街市教育委員会、佐倉警察署、本校同窓会、PTAそれぞれのご参列に心から御礼申し上げます。