理事長コラム

八街ロータリークラブでの副会長挨拶(5/28)

企業と学校の違いは、お客様との関係と利益を重視するのが企業なら、学校は師弟関係と卒業生を大事に考えます。

仮に企業団体が、すぐに役立つ人材を学校に求めるならば、それはできない相談で、すぐに役立つ人間は、すぐに役立たない人間になる可能性が高いと思います。そうであれば、アルバイターを雇うのが早道ですし、人間教育は熟成で時間が掛かるのです。

昨日より千葉県知事の依頼で、「千葉県教育長期計画を策定するための10名の委員」の一人として、任命されました。四月より校長兼務となり、地域密着貢献型の私学教育を頑張りますが、郡部の私学代表として、千葉県全体の教育の為にも、健闘する次第です。

八街市が田園都市であり、豊かで安全な土地であることを基盤とした、教育立市でもあるよう、期待できるよう、職業奉仕を背景とする「ロータリー精神」は、「高等教育」に反映することがあると考えます。

平成26年5月28日(水)