理事長コラム

二学期終業式にあたって(2014/12/22)

冬休みにあたり皆さんに申し上げます。

一年生は秋の諸行事や部活のあり方、二日間にわたる学園祭などを体験して、堂々とした黎明高校生徒になりました。
二年生は、それこそ本校生徒のリーダー格で、修学旅行では少し厳しい環境での傾聴ボランティアの経験し、居残り組も含めて、人間として大きく成長しました。
三年生は、クラスメイトともラストランです。進路に対し最後までギブアップしない仲間、楽しかった仲間、気になった仲間、健康を少し損ねた仲間、戦った仲間、すべての黎明時代の仲間たちとの日々が終息に向かいつつ、それは絆から結びになって、さらに新しい絆となることを忘れないで下さい。

冬休みは、家族との大事な時間、お正月や宗教的な行事(クリスマスやお参り)もあるでしょう。親、兄弟姉妹、ご親戚との短い時間を大事にして下さい。
家族との愛情がテーマです。

一年生二年生への共通の冬の課題について申し上げます。
本校創立者西村繁先生は、早稲田大学と日本体育大学を出たあと、米国、コロンビア大学へ、英語と学校衛生、吹奏楽を学びに留学されました。そこで、一年生と二年生には、共通の課題で、ノーベル平和賞を受賞したパキスタンのマララさん17歳の受賞スピーチの英文和訳を宿題とします。
英文和訳は易しい文章ですが、中身が大事です。しっかり書いて、三学期に提出して下さい。教育を受けられる喜びや、受けられない悲しみが表現されています。

教職員の皆様、短い冬休みですが、二学期の評価と反省をされた上で、休暇をお楽しみ下さい。
本日は、校内の大掃除のみならず、通学路や駅前、けやきの森公園の清掃により、師弟同行の実践を頂き、感謝申し上げます。

皆さんと颯爽とした姿で新年を迎え、希望ある未来に向かう2015年に期待します。

以上