2020年の教育改革に対応し、本校では以前から新しい学力観に立ったICT活用の充実や「アクティブ・ラーニング」の実践など、多様な取り組みを進めてきました。2017(平成29)年度より、これまでの実践をカリキュラムや学習システムの観点から見直し、放課後や土曜日の展開にも配慮した「新しい教育の在り方=黎明ラーニングメソッド」を導入しています。
Academic Weekday
アカデミック・ウィークデー
- 集中力が高まる「45分授業」の導入
(45分×2も開設) - 全てのコースに7時間目までの授業を設定
(月・火・木)
・水曜日は5時間、金曜日は6時間 - 放課後、希望者に各種特別講座を設置(無料)
Active Saturday
アクティブ・サタデー
- 第1・3土曜日は原則として登校日(半日)
- 体育祭、学園祭など学校行事や教育活動を実施
【新しい学習システム】 放課後は特別講座と部活動を自由に選択できます。
【本校の取り組み】
- (1)新しい学力観に基づく
教育活動の推進 -
- 「主体性・多様性・協働性」を伸ばし、確かな学力伸長に繋げていく。
- 「資格検定試験」を目指し自身のキャリア形成に
役立てる姿勢を育成していく。 - 「自ら考え論じる」ことで、アクティブな思考を確立していく。
- 「部活動」「生徒会活動」や「ボランティア活動」等を推進していく。
- 「大学入学希望理由書」「ディスカッション」「面接」対策を充実していく。
- 「ディベート」「集団討論」「プレゼンテーション」等を育成していく。
- (2)入試の多様化↓「学力の3要素」を重視
-
- 十分な知識・技能(『知識・技能』の領域)。
- 多様な解答がある問題と向き合う能力(『思考・判断・表現』の領域)。
- 豊かな人間性(『主体性・多様性・協働性』)。
- (3)英語教育の改革
-
- 4技能「読む・聞く・書く・話す」を重視した授業展開。
- 国際理解を深め、積極的にコミュニケーションを図ろうとする態度の育成。
- ユネスコスクール活動との連携。
Reimei Learning Method黎明ラーニングメソッド
Academic Weekdayアカデミック・ウィークデー
確かな学力を養成する平日のカリキュラム
- 論述力の育成や必要な知識や技術習得に十分な時間をとります。
また、主体的に学び、議論する時間を確保していきます。 - 授業は1コマを45分間で実施。特進コースは8コマ、普通科一般コース・生産ビジネス科は7コマを基本。
(年間39週展開を実施)
大学で展開される90分講義に近い「45分×2コマ授業」も導入し、より深く充実した授業展開が可能。 - 授業の終了時刻はほぼ従来通り、部活動の時間を確保しています。
特別講座【大学受験対策】の例
講 師(所属等) | 講座名・キーワード | 対象 | |
---|---|---|---|
茅根 徳人氏 (慶應義塾大学卒) |
代ゼミサテライン予備校 室長 (本年度より開講) |
進学対策 英語総合講座 |
2、3年 |
東京大学学生(現役生) 玉村 直也氏、 松田 祐香氏 他 |
東京大学 法学部 在学 | 大学入試対策 「総合英語」 |
1年 |
東京大学 理学部 在学 | 大学入試対策 「化学」 |
1年 | |
上原 大幸氏(卒業生) | 早稲田大学 文学部 在学 | 大学入試対策 「現代文」 |
3年 |
荒井 翔氏(卒業生) | 明治大学 商学部 在学 | 大学受験対策 「現代文・古文」 |
2、3年 |
石田 彪凱氏(卒業生) | 明治大学 法学部 在学 | 大学受験対策 「英語」 |
2、3年 |
中島 貴志氏(卒業生) | 早稲田大学 法学部 卒業 | 大学受験対策 「英語」「現代文」 |
3年 |
野田 麻奈氏(卒業生) | 上智大学 文学部 卒業 | 大学入試対策 「英語総合」 |
2、3年 |
Active Saturdayアクティブ・サタデー
柔軟な展開が可能な土曜日の活用(第1・3土曜日は登校日)
- 第1・3土曜日は、平日授業で培った授業の成果確認のための模擬試験、テスト、各種検定等を実施していきます。
- 体育祭、学園祭などの学校行事やキャリア学習、国際交流教室などを行い、行事を通して「生きる力」を体系的に育んでいきます。
- 部活動は、授業を休むことなく土曜日の大会等に参加が可能。
- 模擬試験や学校行事を土曜日に行うことで平日の安定した授業展開が可能。
→成果をアウトプットする時間に土曜日を活用することができます。