政府のコロナ対策方針や千葉県からの要請、県内外教育機関等の動静を踏まえ、本校ではいち早く、徹底したコロナ対策を実施し、生徒の安全を最優先にした安全で快適な学習環境の整備に取り組んでいます。
3つの密を避ける登校・授業・学校行事
生徒の安全を最優先して休校や分散登校、屋外での入学式などを実施
学校教育の現場において一番に避けるべきクラスター(集団)感染予防のためにとるべき行動として、「密閉」「密集」「密接」の3つの密を避けた登校・授業・学校行事等を行なっています。
前倒しで、3年生と教職員のみによる卒業証書授与式を実施(2/28)
新入生、保護者、教職員のみで屋外にて入学式を実施(4/7)
時差登校による予備登校で面談を実施(5/18〜23)
自宅学習で、一部オンライン授業を導入
オンライン授業の様子
主な予防措置
- 2月28日:前倒しで卒業式を実施(卒業生、教職員のみ参加)
- 3月2日〜15日:休校・自宅学習
- 3月16日〜4月5日:春季休業
※3月31日以降は部活動を停止。 - 4月6日〜5月15日:休校・自宅学習
- 4月7日:入学式屋外開催
- 5月18日〜6月12日:学年別・時差登校(午前・午後)による段階的な予備登校
- ※1学期終了/8月7日予定 2学期開始/8月26日予定
接触感染の予防
アルコール消毒液による手指消毒の徹底
新型コロナウイルスの主な感染経路は、接触感染(感染者からのウイルスが付着した皮膚や、手すりなどの物体の表面を介しての感染)と飛沫感染(感染者の咳やくしゃみによる飛沫と一緒に放出されたウイルスを吸い込むことによる感染)の2つだと考えられています。
本校では、接触感染の予防対策として、手指消毒の徹底を中心に実施しています。
生徒登校時のアルコール消毒の様子
教室棟昇降口にアルコール消毒液を設置
各階トイレの洗面所では、温水の出る非接触式のセンサー付き自動蛇口とハンドソープが設置してあります。
トイレは、清潔な自動開閉機能付きの温水洗浄便座(ウォシュレット)
飛沫感染の予防
マスク、ビニールシート、フェイスシールド等で飛沫感染を予防
飛沫感染(感染者の咳やくしゃみによる飛沫と一緒に放出されたウイルスを吸い込むことによる感染)の予防対策として、生徒、教職員へのマスクの配布と着用の徹底を行なっています。
また、デスク間に十分な間隔(ソーシャルディスタンス)が確保できない施設(PC室、職員室、講師室、事務室等)においては飛沫防止のために、机の島と島の間にビニールシートを設置しています。
さらに、教職員は授業で生徒に向けて大きな声を出したり生徒と対面したりすることも多いため、フェイスシールドも配布しています。
生徒も教職員もマスクに使用を徹底
授業での飛沫防止のため、PC室にビニールシートを設置
職員室、講師室、事務室にはビニールシートを設置(写真は職員室)
フェイスシールドを着用した教員による授業風景
注意喚起
油断することなく日常的に感染予防に取り組めるよう意識づけを徹底
昇降口や廊下、階段等に感染症予防の注意喚起ポスターを掲示
教室棟各階の廊下、階段に、右側通行用のテープ(2m間隔)を設置し、ソーシャルディスタンスを意識させます。
生徒の健康と安全を祈る文化が根づいています
いまに息づく創立者西村繁の安全衛生への想い
大正10年7月、西村繁は理想的な学校を作る勉強のために渡米、早稲田大学の推薦状を持ってコロンビア大学に入学し、学校経営の基礎となる学校衛生学と英語を学びました。その後欧州の学校や農業事情もつぶさに視察して帰国。農民の農業技術水準を高めるための農学校設立に着手して、大正12年に本校の前身となる財団法人八街農林学園創立の許可を受けました。
創立者 西村 繁
命の重さと防災の大切さ、交通安全、戦争の悲惨さなどを考える「安全と平和を祈る日」を制定し、毎年式典を実施。