理事長コラム

年頭挨拶

新年明けましておめでとうございます。年末年始には、皆さまからの御挨拶を頂き、改めてお礼申しあげる次第でございます。

さて、平成もいよいよ五月より代替わりとなることになりました。振り返ってみますと本校は平成元年に男女共学となり、その施設設備の新設更新を重ね、70周年80周年90周年95周年と記念事業と式典を教職員、ご来賓と節目の喜びを迎えることができました。この間に先生方の大変な努力により学校で大切な部活動、行事や授業は目覚ましい進展を見せました。アーチェリー部は二度の日本一、工学部もソーラーカーレースで日本一、伝統の吹奏楽、書道、野球、ソフトテニス、ソフトボール、ゴルフなど全国、関東レベルで躍進しました。学園祭、体育祭に加えて音楽祭、観桜会と創立者の思いも馳せた行事が立ち上がり安定感を見せています。そして平成23年には土曜日の授業、平成29年には黎明ラーニングメソッドが開始されました。こうして、「進学を重視する地域密着の伝統校」という本学園、学校は2022年の百周年に向けて、「文武両道、師弟同行」を掲げた創立者西村繁先生の理想教育に精進する次第です。

さて、本年はその百周年に向けて、下のグラウンドでの全面天然芝化を五月以降に着手いたします。これは、成田空港第三滑走路建設で緑地利用の多様化を図る芝山町と共同プロジェクトであり、生産ビジネス科とサッカー部がある本校ならではの計画です。
また、教室不足や学習環境の充実を図るために、(仮)RLM棟とする新棟(総二階建)を、管理棟と生徒館の間に4月着工、10月竣工予定を先般の理事評議員会で決定しました。進路資料室、個別学習室、教務部、特進室、カウンセラー室、応接室、創立者記念コーナーを充足させます。

最後になりましたが、本年はこれより皆さんの業務、生活に影響がある、いわゆるライフ・ワーク・バランスの改善が行われることになります。どうぞ検討中のプランは最終形ではありませんが、皆さんと共に黎明らしさのある労務形態に進むようお願いいたします。また、私と野球部 荒井監督は2月と3月で満65歳となります。野球部監督は新たなる監督に、校長につきましては、廣瀬理事に引き継ぎますことが理事評議員会で決定されましたので、ここにご報告申しあげます。
なお体育会の人事はシーズンのことも考慮して近々野球部以外も発表させていただきます。

皆様にとって健やかで、実りのある一年となりますよう期待いたします。

平成31年1月16日 理事長・校長  西村 清