理事長コラム

年頭挨拶

 新年あけましておめでとうございます。昨年は令和という新しい時代を迎えましたが、 夏以降の連続
台風による風水害が本学園や教職員・生徒にもおよび、学校は三日間の休校となりました。

 しかし、念願であった県内唯一の総合グラウンド天然芝化(千葉県芝山町の 協力)と新校舎(RLM棟
が完成いたしました。これは、二年後に迎える創立100周年記念の一環として先行させた事業であり、
創立者西村繁先生の教育理念の一つである文武両道(文芸から深い教養、武芸から颯爽とした躾)の
具現化に相応しい施設設備と考えます。

 また、創部三年目のゴルフ部は、男女ともに関東大会(男子団体は関東大会 優勝)から全国大会の
団体・個人戦に出場、著しい成長を見せる女子ソフト   テニス部もインターハイ出場を果たしました。
文化系部活動も伝統の吹奏楽部、書道部や美術部が全国レベルで頑張りました。

 なお、教職員は廣瀬新校長のもとに、公立高校との交流人事(成東高校、長生高校)や、ライフ&
ワークバランスの掛け声による変形労働時間制や、黎明   ラーニングメソッドにて新学習システムや
部活動の指導に力を発揮していただきました。それらの結果もあって、全校生徒838名、普通科で
進路内定97%、大学短大85%以上の実績を残すようになり、「進学を重視する、北総の発展と
ともに創立100周年を迎える伝統校」
としての姿を見せております。昨年末に文部科学省は、
大学共通テスト入試の唐突な変更(記述式の中止、英語4技能 民間試験の延期)を発表しました。
これによる教育指導への影響を教職員、   保護者、御関係団体一致して乗り切る所存です。

 最後に、令和2年は創立100周年(2022年)への本格準備年でもあり、千葉県でも行われる
東京五輪のオリパラ教育実践指定校としても、文武両道、師弟同行(共感、共汗、共育)の教育
理念の展開に全力を尽くす覚悟です。

 私事で恐縮ですが、今年66歳となる私自身の健康や体調の維持は、家内、 二人の娘夫婦と
三人の孫とともにあるものと覚えるようになりました。皆様の御身体ご自愛のほど、深くお祈り申し
上げます。

 本年も何卒宜しくご指導ご鞭撻を頂きます様、伏してお願い申し上げます。