~ベナン共和国よりお客様~ 工学部 ソーラーカー視察
ベナン共和国出身のゾマホン氏が22日(金)、工学部のソーラーカーを視察に来校されました。
生産ビジネス科の総合的な学習の時間を利用して、ベナン共和国及びアフリカ諸国に関する国際交流学習を実施し、
生産ビジネス科の生徒との交流を図りました。
ゾマホン氏の流暢な日本語で、生徒の緊張が一気にほぐれたところで、授業がスタート。
アフリカの歴史、自然、言語の多様性を明るい口調で分かりやすく説明されました。 19世紀列強各国がアフリカの植民地化を進める中で、アフリカ分割を話し合ったベルリン会議の説明は特に印象的で、ベナンはフランスの植民地になり、現在も公用語はフランス語です。
しかし、アフリカには本来40以上の言語が存在し、べナンでは公用語以外にフォン語とヨルバ語が話されています。
アフリカは本来多様な文化の坩堝とのことです。
授業を終えて、工学部を視察。
工学部の部員が、ソーラーカーレース鈴鹿2009の優勝車両と来年の優勝に向けて作成中のフレーム車体を紹介。
この技術をベナンの学生に伝えて、
「ベナンでソーラーカーを走らせたい」とゾマホン氏の期待は膨らんでいました。